リラクゼーションサロン・エステの予約システムの選び方|指名・回数券・集客サイトとの併用で見るポイント

常連さんからのLINEと、集客サイトからの新規が、同じ枠に入った。
スタッフの指名も重なっていて、どちらを動かすか、その場で決めないといけない。
サロンの予約は、治療院より絡む要素が多いぶん、こういう場面が起きやすいと思います。

整体院・治療院向けの予約システムでサポートを担当している井上です。初期設定を、これまで約20院お手伝いしてきました。
私たちのサービスは整体院・治療院が中心ですが、リラクゼーションサロンやエステサロンのオーナーさんからのご相談も受けています。この記事は、指名とリピートで成り立っているサロンのオーナーさんに向けて、予約システムを選ぶときに治療院とは少し違う見方が要る、というお話です。
特定のサービスの比較はしません。最後に、どんなサロンに私たちのサービスが向いているか、そして向いていないかを、正直に添えます。

サロンの予約システムで見るポイントは、治療院と少し違う

予約システムの選び方の記事は、整体院や整骨院向けに書かれたものが多く、保険の書類やカルテの話が中心になりがちです。サロンでは、そこはあまり関係ありません。

サロンで軸になるのは、この4つだと思います。
スタッフ別の指名予約をどう受けるか。回数券をどう管理するか。集客用の予約サイトとどう併用するか。そして、物販の会計とどう分けるか。

予約システムを探し始めるオーナーさんの多くは、「集客サイトだけでは、自店の予約を自分で持てない」と感じたときに動き始めます。常連さんの予約が集客サイト経由になっていて、手数料もかかり、お客さまの情報もサイト側にある。その状態を変えたい、という動機です。

スタッフ別の指名予約をどう受けるか

サロンの予約でいちばん特徴的なのが、指名です。

見るポイントは3つ。お客さま側でスタッフを選んで予約できるか。指名料を設定できるか。スタッフごとのシフトが枠に反映されて、休みの日に予約が入らないか。
どれも当たり前に見えますが、治療院向けに作られたシステムには、指名の考え方が無いものもあります。無料の期間で、スタッフを二人登録して、お客さま側の画面で選べるかを確かめてください。

それと、「誰でもいい」という予約の扱いを、店で先に決めておいてください。空いているスタッフに自動で入るのか、オーナーが振り分けるのか。ここが決まっていないと、指名の予約と重なったときに現場で迷います。

回数券・サブスク型の回数券の管理

サロンの回数券は、治療院より種類が多くなりがちです。コースごと、スタッフごと、期間限定。ノートで管理するのは、正直なところ限界があります。

見るのは、会計のたびに残りが自動で減るか、お客さまにも残りが見えるか、の2つです。
最近は、毎月の購入で決まった回数が付与される回数券を売っている店も増えました。業界では「サブスク」と呼びます。サブスク(毎月の購入で、決まった回数ぶんが付与される回数券)は、毎月の付与と消費が重なるので、システムで持たないと管理がかなり難しくなります。

私たちがサポートしている院や店では、約80%が回数券をつかっています(サービス開始からの累計100店舗のうち・2023年4月〜2026年9月・自社調べ。担当者の概算です)。回数券を売っているなら、残りの管理は予約システムを選ぶときの中心の一つです。

集客用の予約サイトとの併用で起きること

多くのサロンが、集客用の予約サイトで新規を集めています。そのうえで、常連さんはLINEや電話で直接。この形だと、予約表が2つになります。
2つの予約表を手で合わせている間に、同じ枠に二人入る。冒頭の場面は、こうして起きます。

ここは、私たちの失敗の話でもあります。
私たちのサービスに、集客用の予約サイトを併用しているエステサロンが入ってくださったことがあります。当時、私たちのシステムには予約サイトとの連携機能がありませんでした。連携されないことはお伝えしていましたが、ダブルブッキングが起きて、不満のまま解約になりました。
サービスへの不満が理由の解約は、サービス開始からの導入40店舗のうち、この1件です(2023年4月〜2026年9月・自社調べ)。この経験のあとに、予約サイトとの連携機能を作りました。

連携を見るときは、「向き」を確認してください。サイトで入った予約がシステムに入るだけなのか、システムで埋まった枠がサイト側でも閉まるのか。片方向だと、ダブルブッキングは半分しか防げません。この話は二重管理の記事に詳しくまとめています。

物販・レジ(POS)との関係を先に決める

サロンには、物販があります。化粧品やホームケアの商品。会計はレジでやっている店が多いと思います。

ここで先に決めておいていただきたいのが、予約システムに会計まで求めるのか、レジは別のままにするのか、です。
予約システムの多くは、会計(POS=レジ(会計)のシステム)までは持っていません。会計と一体にしたいなら、最初からその軸で選ぶ必要があります。予約の使い勝手で選んでから「レジとつながらない」と気づくと、選び直しになります。

一方で、レジは別のまま、予約と顧客管理だけをシステムで持つ、という形で回している店もあります。物販の会計はレジ、予約と回数券とお客さまの記録はシステム。この分け方で困っていない店は、私が見ている範囲では多いです。

※お客さまがスタッフを選んで予約する画面の例

私たちがサポートしてきた店で、実際に起きたこと

私たちのサービスは、始めてから累計で100店舗に入りました(2026年8月時点・自社調べ)。多くは整体院・治療院で、サロンは一部です。ここは正直にお伝えしておきます。
サービス開始から数えた導入40店舗のうち、90%以上がいまも続けてくださっています(2023年4月〜2026年9月・自社調べ)。不満での解約1件は、上で書いたエステサロンです。

サロンからのご相談で多いのは、指名予約と回数券の話です。指名予約も指名料も対応できるようになっていて、物販を扱っている店は、レジは別・予約だけシステム、という形で回していただいています。

こんなサロンには、私たちのリピマルが向いています

ここまでお読みいただいたオーナーさんに、最後に私たちのサービスの話を少しだけ。
私たちが作っている「リピマル」は、整体院・治療院向けのLINE予約と顧客管理のシステムです。サロンで言うと、リラクゼーションや整体系のサロンには合うと思っています。

●お客さまとのやりとりがLINEで、予約もLINEで受けたい店。友だち追加だけで予約でき、アプリは要りません

●スタッフ別の指名予約を受けたい店。指名料も設定できます

●回数券やサブスク型の回数券を売っていて、残りをシステムで持ちたい店

●集客用の予約サイトの一つを併用していて、予約表を1つにしたい店。サイトで入った予約はカレンダーに入り、リピマルで埋まった枠はサイト側でも閉まります

逆に、正直に向いていない店もあります。物販が多く、会計と一体にしたい店。レジ(POS)との連携はありません。複数の集客サイトを併用している店も、連携できるのは一つなので、全部はつながりません。
このあたりが中心の店は、会計と一体のシステムを軸に選んだほうが、あとで困らないと思います。

料金は、初期費用0円、解約金0円、最低利用期間なし。無料でつかえる期間は月払いなら14日間、年払いなら30日間です。指名予約・回数券・LINE予約をつかうなら、ベーシックプラン(通常価格で月9,800円)以上になります。
予約システム全体の選び方はこちらの記事にまとめています。詳しくはリピマルのサービスページをご覧ください。

まずは今日、これだけ試してみてください

予約が入ってくる経路を、全部書き出してみてください。LINE、電話、集客サイト、店頭、Instagramのメッセージ。

経路が3つ以上あって、予約表が1つになっていないなら、システムの機能を比べる前に「予約表を1つにするにはどうするか」から考えてください。指名も回数券も、予約表が1つになってからの話です。

この記事で使ったデータ

●回数券(サブスク型を含む)を使っている院の割合(約80%) 80%(サービス開始からの累計導入100店舗のうち(担当者の概算。管理画面での集計ではない)・2023-04(サービス開始)〜 2026-09・n=100・自社調べ)

●導入事例: エステサロン(匿名)(2026年前半 導入)

●サービスへの不満が理由の解約 1件(サービス開始からの導入40店舗のうち。予約サイト連携が実装される前のエステサロン1件・2023-04(サービス開始)〜 2026-09・n=40・自社調べ)

●累計導入店舗数 100店舗(サービス開始からの累計(現在の利用店舗数ではない)・2026-08時点・n=100・自社調べ)

●継続率(90%以上) 90%(サービス開始からの導入40店舗のうち、継続している割合・2023-04(サービス開始)〜 2026-09・n=40・自社調べ)


予約や顧客管理の仕組みを見直したい先生へ。リピマルの詳しい説明はトップページにあります。

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